サポーターインタビュー

2022/08/18

曽我 一恵 さん

インタビュー画像
移住年月 2013年
年代 30代
職業 自営業

曽我さんは佐渡生まれ。高校卒業後進学のため佐渡を離れ、2013年にUターン。現在はご実家の美容院で勤務し、ブライダルヘアメイクや着付けもされています。

 

Q.佐渡にUターンしようと思ったきっかけ、Uターンしてよかったことまた苦労したところは何ですか?

 

20代後半に差し掛かってどこで暮らすのがいいかな、と考えていました。当時は仕事が忙しく、このまま歳とっていくのかな・・・とそのときの働き方に迷いがあったことと、帰省するたびに親が歳をとったとを感じていたこともあってUターンしました。元々佐渡は好きでしたが、高校卒業時にはまさかUターンするとは思ってはいませんでした。同級生のUターンも多く、みんな30歳を前に帰ってきているような気がします。

よかったことは、意外とお金を使わないので自然と貯金ができました。Uターンしてすぐは収入が減りましたが、お金を使わなくても遊べるところが多いので、キャンプやBBQなどアウトドアが好きな人ならいいかもしれません。

苦労したところは、これも佐渡あるあるですが、火がなくても噂が独り歩きすることですね。

 

 

Q.佐渡で子育てをしてよかったこと、心配していることは何ですか?

 

よかったことは、安心安全な食べ物がすぐ手に入ることです。無農薬、旬の地物野菜、そして魚をはじめ海の幸が豊富にあります。食育には申し分ない土地だと思います。遊びも山や海、虫などテーマパークがなくても遊べるところはたくさんありますね。それと家族が近くにいること。今子育てをしていますが、親の近くだと助けてもらえることも多くありがたいですね。

 

ただ、心配していることは選択肢が少ないことです。島内は自然は多いけど、美術館や動物園などの文化施設がありません。小学校のクラス数も減っているので競争などの刺激も少ないだろうと思います。のんびりしていいところですけど、ある程度の刺激はあったほうがいいのではないかな・・・と思っているところです。

 

 

.Q.佐渡島民が教える佐渡の好きなところ、いいところ。

 

私はBBQやキャンプが好きなので、佐渡は近場で手軽にできていいところです。特にドンデン山荘はお気に入りの場所です。テントやBBQセットの貸出しがあるので、食材だけ持っていけば楽しめます。星を見てBBQをして、お風呂やトイレもあるので手軽に仲間と遊べます。そして、翌日加茂湖でシーカヤックやSUPもおススメです。

自然でいうと、私はブライダルフォトのお手伝いをすることがありますが、佐渡は絵になるところがたくさんあります。木の緑や海の青の人工ではない色で溢れているので、和装などとの調和がいいですよ。

 

Q.UIターンを検討している方にメッセージをお願いします。

 

社会人になってUターンし、佐渡は思った以上に人が温かいと思いました。困ったことがあったら助けてくれるし、声を掛けてくれます。「移住希望だけどまだ一度も佐渡に行ったことがない」という方もいると聞きました。まずは一回来て、自分で見てほしいなと思います。

私は佐渡が好きですが、移住後は以前の居住地との違いに戸惑うこともあるかもしれません。人との繋がりが非常に濃い佐渡です。地域の一員になるつもりでお越しください!髪を切りながらご相談に乗りますよ!

 

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