サポーターインタビュー

2022/09/14

本間 和幸 さん

インタビュー画像
移住年月 2011年
年代 40代
職業 会社役員

本間さんは佐渡生まれ。高校を卒業後進学のため東北へ。ゼネコンに就職し転勤で全国色々なところに住んだ経験があります。その経験や人脈を生かし、現在は建設業、福祉分野、外国人人材の受入れなど多方面でご活躍しています。

 

Q.Uターンしたきっかけは何ですか?また最近の佐渡が変わったなと思うことはありますか?

 

2011年の東日本大震災が大きなきっかけになりました。当時は横浜に住んでいて、直接的な被害はありませんでしたが、都会の脆さを感じUターンを考えるようになりました。両親が元気なうちに戻ろうとその年に佐渡へUターンしました。

最近の佐渡は、若い方の活躍が目につきます。今年全国に向けて求人を出しましたが、20名ほどの応募がありました。佐渡は選ばれる土地になってきたのかなと思っています。課題先進地の佐渡は、社会課題解決型ビジネスを目指す方にはチャンスが転がっている面白い土地に感じてもらえるでしょう。これからの佐渡はもっともっと変化していくと感じているので、これからの方が更に楽しみですね。

 

Q.多方面にご活躍ですが、お仕事の相談は多いですか?

 

そうですね、特に起業や新規事業についての相談をいただきます。佐渡は全国で抱えている社会課題を同じように抱えていますし、もっと言うと課題の先進地です。私はそれを悲観的に考えず、むしろチャンスだと思っています。佐渡モデルを作ることが出来れば同じように悩んでいる自治体や団体へ知見を共有できますし、それはビジネスの種になると信じています。

去年は社会起業家を始め地域創生に興味のある学生など年間50名ほど佐渡を案内しました。佐渡は残るためにも色んなことに挑戦的であるべきだと思っているので、こういう方たちと協力して先端事例を作り、佐渡モデルとして全国に広めていくことが出来ればいいですね。佐渡で起業をお考えの方は、恐れずに実験してみるという気持ちでやってもらいたいです。

 

Q.佐渡人が教える佐渡人のツボ。こういうアプローチがうまく地域に入れる!

 

移住してきた方と地元の人間がうまくいかないというのは、全国どこにでもある問題のようですね。移住してきた方はどう地域のことに近づいていったらわからない、ということもあるでしょうし、地元の人間はどう接点をもっていいかわからない、というのがお互いあると思います。私の役割はその双方をつなぐこと。祭りに一緒に行って顔合わせを手伝うなどのきっかけづくりをお手伝いしたいと思っています。他の土地から佐渡へ来たと知ると、とても喜びます。佐渡は祭りや地域清掃など、地域活動が多いところなので、ぜひこの機会を逃さず移住者と佐渡人との架け橋になりたいです。

 

Q.UIターンを検討している方にメッセージをお願いします。

 

日本の縮図と言われる佐渡ですが、課題先進地でもあります。私は佐渡は起業の島にしていかないといけないと思っていて、この課題解決こそが佐渡を変えられる原動力になると思っています!

移住を検討している方は、まず佐渡の豊かな自然に中に一度身を置いてみてはいかがですか?とりあえず動かないと何も始まらない!来て佐渡を感じてください!

 

 

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