サポーターインタビュー

2022/08/18

土居 直美 さん

インタビュー画像
移住年月 2019年
年代 30代
職業 会社員

大阪生まれ大阪育ち。就職を機に京都で10年暮らし、佐渡へ移住。会社員をする傍ら趣味のカメラを通じて移住者や地元の方々と交流を続けています。

 

https://www.instagram.com/minmi.77/

 

Q.佐渡市へ移住したきっかけやよかったこと、苦労したことを教えてください。

 

あるフォトコンテストで出会った旅館伊藤屋の伊藤ヨシユキさんの虫谷の入り江の写真を見たのがきっかけです。見た瞬間自分でもこういう写真を撮りたい!と思いました。

その後旅館業もされている伊藤さんのお宿に滞在したり、3~4回旅行に来ましたが、京都から佐渡へは時間もかかりますし、交通費もそれなりにかかります。それならいっそのこと住んじゃおう!となり移住を決めました。

佐渡のいいところは、なんといっても熊など大型の野生動物がいないこと。安心して自然や星空の写真を撮りに行けます

生活面では以前から車の運転には慣れていますが、佐渡は交通量も少ないし、高速道路も無いので運転しやすいなと思いました。初心者の方は最初緊張するかもしれませんが、すぐに慣れると思いますよ。

苦労したことはあまりないのですが、しいて言えば冬の生活です。今まで雪国生活をしたことがなかったので一番の心配事でもありました。いざ住んでみると、毎日朝晩雪掻き必須というほどの大雪が降ることもなく、たまの雪掻きは良い運動になります。佐渡は基本的に車移動なので歩くことが少なくなります。

 

 

Q,移住してからのライフスタイルの変化、ペットとの暮らしについて教えてください。

 

移住前から佐渡では将来を見据えた暮らしをしたいと思っていました。しかし、旅行でしか来たことの無い場所でずっと暮らせるか未知な部分もあったので、移住1年目はアパートで暮らし、春夏秋冬を経験し自分の中で「ここで大丈夫だ!」と自信を持てたので移住2年目に家を建てました。たまたま良い土地に出会えたのと、賃貸だとペット可の物件が少ないというのが理由です

家を持てたことで、はれて猫をお迎えすることが出来ました。佐渡には保護猫活動をしている団体dearPAWSがあり、その譲渡会で出会った猫と今一緒に暮らしています。

 

 

Q.佐渡のおすすめスポット、ライフワークはありますか?

 

佐渡のおすすめスポットは白雲台交流センターです。日の出や朝焼けから始まり、日中は佐渡島中央の国中平野が見えますし夕焼けのマジックアワーに、日が沈めば満天の星空を見ることもできます。運が良ければ雲海を見ることもできます。

また、佐渡のカメラ好きな仲間が集まって「佐渡撮り隊」というグループを作って活動しています。昨年カメラを買ったばかりの方もいますし、性別や年代がバラバラですが、みんな楽しく活動しています。カメラを通じて新たに佐渡に移住した方々と繋がりを持てたらと思います。

Q.UIターンを検討している方にメッセージをお願いします。

 

佐渡に親戚や友人がいないようだったら移住前にSNSなどを使って人との繋がりを持ってから移住したほうがいいと思います。相談事があった時に気軽に聞ける関係があると安心です。自ら行動を起こすのは勇気が必要なことかもしれませんが、私自身もその繋がりを持てたことで佐渡移住を決心することができました。

私は前居住地でハローワークに通って佐渡での仕事を見つけました。遠方の仕事に就く場合、条件に当てはまれば広域求職活動費や移転費を受給できる場合がありますよ。

佐渡には手つかずの自然が多く残されていて、自然を満喫するのもカメラを楽しむにも穴場的な場所がたくさんあります。しかも車で数分走らせればすぐに出会えてしまう。こんな贅沢な土地は他には無いと思います。

 

 

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