サポーターインタビュー

2022/08/16

岩田 康晴 さん

インタビュー画像
移住年月 2020年
年代 60代
職業 公務員

岩田さんは新潟生まれ。学生時代、佐渡での魚の研究をきっかけに来島。1988年高校教員として佐渡で指導にあたった後、一度新潟へ転勤になりますが、現在二度目の佐渡転勤で再び佐渡暮らし。一度目の転勤の教え子たちとの交流も続いています。

 

Q.二度目の佐渡転勤ですが、佐渡との付き合いはどれくらいになりますか?

1988年に両津高校で12年、南部にある羽茂高校赤泊分校で5年生物を教えました。新潟に戻った後も毎年佐渡へは友人を連れて通っていましたね。佐渡金山、砂金とりなどリクエストのコースを案内して、最後は世界で一番旨い寿司屋に連れて行っています。地元の食材を使った割烹料理屋へも行きますね。そこの店主とは家族ぐるみの付き合いが続いています。

2020年に再び佐渡で指導していますが、佐渡暮らしを堪能しています。佐渡は「第二のふるさと」という感じですかね。友人には羨ましがられていますよ。笑

 

Q.何度も住みたくなる佐渡の魅力は何ですか

おもてなしの心でしょうか。特に料理にそれを感じます。食材がとても豊富で季節を選ばず美味しいものがあります。店主はそのときにしか取れない旬のものを用意してくれます。それは旅人にも常連にも。こちらの方に言わせれば「そのときあるもんを出してるんだ」と言うかもしれませんが、私は手厚いおもてなしを受けてると思いますね。

あとは圧倒的な文化です。鬼太鼓を始め民謡など、脈々と受け継がれているものがあります。私は郷土芸能部の顧問をしていたのですが、永六輔さんも交えて和太鼓集団鼓童の研修生たちと生徒がコラボしたことがありました。他にもたくさん本物に触れる機会が佐渡にはあります。

 

 

Q.佐渡に住んでから始めたことはありますか

郷土芸能部の顧問をしていたことから、芸能には興味がありました。今二度目の佐渡暮らしですが、当時の生徒に誘われ民謡の団体に所属しました。そこで私は踊りをやっています。「宵の舞」という相川のお祭りに参加しています。夕方から夜にかけて、相川音頭の流しを京町という通りで行います。舞台がある祭りではなく、通りを踊りながら下ります。宵の舞を楽しみにしてくださる観光客もたくさんいて、佐渡に魅力を感じた人との交流も楽しんでいます。佐渡の文化を通してお互い高めあっていく感覚がいいですね。

 

Q.移住/Uターンを検討している方にメッセージ

何も知らない人はある側面を見て排他的な島国根性のあるところだと思うでしょうが、それは佐渡の本質ではないと思っています。佐渡は北前船の寄港地であり、色んな文化を取り入れたところです。佐渡の魅力に気が付いたらそれを人に伝えてほしいですね。私は、友人が佐渡へ来るたび佐渡の美味しいものや楽しいことを伝えています。人に伝えることで自分が楽しんでるということを再確認できます。結局佐渡を一番楽しんでるのは私かもしれませんね。みんなで楽しめる島がここにはあります!

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