サポーターインタビュー

2022/08/17

鬼塚 光彩 さん

インタビュー画像
移住年月 2021年
年代 20代
職業 -

東京生まれ、東京育ち。佐渡が好きな夫と結婚を機に移住。佐渡移住後新しい趣味を増やしつつスローライフを開拓中。

 

Q.佐渡に移住しようと思ったきっかけを教えてください。

 

佐渡が好きな夫に付いていくという形でIターンしました。

自分の希望というわけではなく、「転勤族の妻」的立場だったので佐渡移住は正直ハードル高く感じましたが、夫の佐渡への強い愛を感じ移住を決めました。

移住前には何度か旅行に来て、まず移住というキーワードは置いておいて純粋に佐渡を楽しみました。来島する度に佐渡の魅力や楽しさを自分目線で見つけることができ、だんだんと移住を見据えてスーパーやお店、港までの距離感など生活者目線での佐渡を見るようになっていきました。

 

 

Q.移住前に準備したこと、どんなことを調べてきましたか?

 

移住すると決めてまずは車の免許を取得しました。ずっと東京で暮らしていたので必要なかったのですが、佐渡では一人一台と聞いて自動車教習所へ行きました。

最初は運転できるか不安でしたが、今は通勤にも買い物にもどこへ行くにも必要なので取っておいて良かったなと思っています。

また、島内を車で運転していてつくづく思うのですが、佐渡ってとても広いし、地域ごとにそれぞれ特徴や利便性も違うので自分のライフスタイルに合った土地をリサーチすることもおすすめします。

佐渡の人はSNSをやっている人が多いイメージだったので、移住前にTwitterを開設し佐渡に関連するアカウントをたくさんフォローして情報収集をしました。そこで新たな交友関係も広がりました。

移住後孤独を感じることがあるのでは?と想像していましたが、SNSでの繋がりもありましたし、夫を通して共通の友人も出来ました。実際に移住してみて想像していたほどの孤独は感じず、生活できています。地元の友人や家族に頻繁に会えない寂しさはありますが、年に2回は地元へ帰ることで解消できています。

 

 

Q.移住後のお仕事、ライフスタイルについて教えてください。

 

移住前は小学校で補助の仕事をしていました。佐渡でも引き続き子どもに関わる仕事をしています。特に同じ職種で仕事を探していたわけではなかったのですが、佐渡のハローワークへ通って自分に合う求人を見つけられた事、過去の経歴を生かせる仕事に就けた事は良かったと感じています。

仕事以外ではカメラ・絵画・家庭菜園・釣りを始めました。

 

佐渡は通勤中に目に入る景色など日常の光景がどれも美しくて絵になるし、カメラに収めたいと思うんです。佐渡ととても相性のいい趣味ができたなと思いました。おススメの景色は白雲台の星空です。初めて見たときとても感動しました。東京では見たことないくらい多くの星が目の前に広がっていて、星ってこんなにたくさんあるんだって改めて思いましたね。今後は星空の撮影にもチャレンジしていきたいです。

また、移住して最初の夏は海へ泳ぎに行ったりSUP体験をしたり、マリンスポーツにも挑戦しました。海で泳ぐのなんて小学生以来でしたが、とても楽しくて毎週末海へ通っていました。

 

 

Q.UIターンを検討している方にメッセージをお願いします。

 

知り合いがいない状態で移住をしましたが、「佐渡に移住したんです」と地域の人や居酒屋で出会った人に自らカミングアウトすると、すごく歓迎して喜んでくれるんです。気軽に言ってみることで自然と交友の輪が広がって行くと思います。地元の方も最初は適度な距離をとって接してくれますし、お互いに馴染んできてから勇気を出して、積極的に挨拶してみたり、おすそ分けをしてみると相手も心を開いて接してくれます。佐渡の人はちょっとシャイだけど暖かいんです。困りごとがあったらひとりで悩まずに誰でも相談して大丈夫ですよ。

 

また、同じ立場の人は少ないかもしれないですけど、「パートナーの佐渡愛が強いけど、自分は…」と、葛藤を抱いて来た人の力になりたいし、境遇が同じ人と出会えたらと思っています。自分の情報収集の為に使っていたSNSもそういう人へ届く情報をあげていけたらなと。

私自身佐渡の人にたくさん助けていただいた分、そういう人々の支えになれたらうれしいですね。

 

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